経営者の孤独はどう対処する?

孤独な経営者のイメージ

経営者になると、とても孤独を感じます。接する人は比較にならないほど多くなりますが、誰もが利害関係者で、発言に何らかの作為を感じるようになるからです。どれだけ気を使ってくれていても、個人としてではなく、経営者のサポートとして行っているだけと考えると、腹を割って話すと言うわけには行かないでしょう。

従業員や部下と無理やり親密な関係を築こうとすれば、ハラスメントになる恐れもあります。そんな状況では、孤独に感じるのは当然と言えます。最終判断者としての責任を追う立場では、このような状況は当然と言えます。そうでなければ、経営者として存在している意味がありません。誰でもない自分で判断できることが求められます。では経営者は孤独のまま頑張らなければならないのでしょうか。しっかりと周りを見れば、そうなるとは限りません。つまり孤独な経営者同士で集まりを作れば良いと言うことです。

古くは成功者の集まりとして、倶楽部などが開催されることがありました。加入の条件があるなど、誰もが入ることができるわけではないので、気軽さはありません。ベンチャー企業が増えた最近ではもっと垣根の低い集まりが増えています。業界ごとや地域ごとの経営者交流会は、頻繁に開催されています。異業種が集う場所では、視野を広げるチャンスでもあります。自分の悩んでいることが、他の業種だと当たり前のことだったこともあり、すぐに解決するようなケースもあります。経営者だけが集まる集いなら、誰もが孤独を理解しているはずです。そのような思いをしている人たちだからこそ、お互いに助け合おうと言う意識は高いと言えます。積極的に参加することで、精神的な負担を減らすことも可能です。

同業種が集まるような協会の場所では、話せる内容が限られてきます。コンプライアンスの関係から話せないことも多々あります。異業種が集まるところなら、そのような心配がありません。出来るだけ関係性の低い条件のところなら安心です。このような集まりでは、自分が得るだけでなく相手に与えることも重要です。自分が持っている知識や経験から同じことで困っている人にアドバイスをします。このような行動が、あとから思わぬ結果として帰ってくることもあります。経営者が孤独と言うのは、利害関係者の中での話で、避けられない状態ではありません。同じ悩みを抱えている人はたくさんいるので、機会があれば開催される集まりに参加してみると良いでしょう。